Sachi です♪
少し前になりますが、朝の通勤電車の出来事です。
私が通勤に乗る電車は、ラッシュ時からズレているため混むことがなく、自分の周りにいる人たちは全身が確認できるくらいの乗車率です。
どう見ても20代であろう若い女性が、扉に近い座席の端に座っていました。
私はその彼女の斜め前の奥あたりに立ち、メールをし始めました。
しばらくすると途中の停車駅に着きました。乗客が乗り降りします。
私はメールをしていて自分の世界に入っていたので、最初は気づかなかったのですが、ざわざわする気配に、ん?っと何気なく回りを見てみました。
すると、その20代であろう女性が、息苦しそうにハアハアと呼吸をしています。
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どうしたの?
あ~具合が悪いのね。 でもちょうど駅に止まってるからね、降りれるよ。
ですが、座ったまま降りる気配がありません。なんで?(・ω・)
隣にいたおばさんは、私が気づいた時からすでに彼女に声をかけていたようですが、彼女は息苦しそうにしているにもかかわらず、降りません。
おばさんが言います。 苦しいんでしょ?ここで降りないともう途中止まらないから、ここで降りて駅員さんに言って・・・ムニャムニャ・・・っと彼女に降りるように言ってるのが聴こえます。
彼女の目の前に立っていた男性も、同じ意見なのでしょうね、降りた方がいい、早く降りないと扉がしまるから。っと彼女のカバンを持ってあげて、降りるよう促しています。
それをまた、扉側で立っていた男性が聞いていて、自分がホームに出て、駅員さんが近くにいないかキョロキョロ見ています。
みんな扉が閉まるからと、必死です。知らない人同士の素晴らしいチームプレイです☆ この駅では、他の駅より少しだけ停車時間が長いのですが、それでももうじき閉まるよ~って感じです。
彼女の息苦しさも変わらないようで、私の所まで荒い息づかいが聴こえてきます。
それなのに・・・なぜ? 降りないのだろう???
彼女の周りにいた人達は みんなこう思ったはずです。 はよせな閉まるから!\(◎o◎)/!
すると、荒い息づかいをしたまま、かすれるような声で彼女がこう言いました。
『 降りたら会社に遅刻するから・・・』
・・・・・・(一一”) はて? 何かの聞き間違い??
それとも何か、これは吉本新喜劇なのか? みんなで一斉にコケればいいのか??(;・∀・)
あ~そ~いうことね!!
あなたはそっちの人だったのね~(>_<) だから降りないのね、っと納得です。
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ボーダーライン
さっきの一言で一瞬、みんなの動きは凍り付いたけれど(笑)、それでも隣のおばさんも男性も諦めず、再度、降りて具合の悪いことを駅員さんに言ったらいいからっと彼女に言います。愛だな~(*´▽`*)
でももう扉が閉まりそうです!!キョロキョロしてた人が駅員さんを見つけて、すみませ~んっと声をかけて、呼び寄せました。
っと、そこでもう時間切れで、扉が一度閉まります!が、男性が手で阻止! (^o^)/ナイスプレイ☆
駅員さんが入ってきて、ようやく彼女は降りました。っと言うか降ろされました(笑) そりゃ、あんだけハアハアと荒い息をしていたら、駅員さんも怖くて降ろさずにはいられないわよね と思う私。
で、そんな吉本新喜劇をしているから、結局3分ほど電車が遅れました。(--〆)
ここ都会ですからね。 頻繁に電車が走ってますからね。 後続の電車も自然に遅れることになってしまいます。 3分の遅れで、次の乗り換えに間に合わない人もいます。
ラッシュ時ではないと言え、結局 見えないたくさんの人たちに大変なご迷惑をおかけすることになります。
なぜ彼女のようなことになるのか?
それはこのブログで今まで書いてきたように、ちゃんと終わらせていない種が内側にいっぱいあるからですよね。
ほんとうのあなたを自分の中心に置かずに、誰かに明け渡しているからです。
ですが人と言うものは、極限まで行かないと、限界まで行かないと、なかなか変わろうとしません。 変わることを自分に許しません。
なので それまではエゴと一体化になって自分を見失っていくだけです。 結果 人を巻き込み、自分にとっても相手にとっても、非生産的なことしか出来ないようになってしまうまで・・・
でも彼女は若かったので、蓄積された年月は少ないから、気づき始めれば、ほんとうの自分と出会うのも早いんじゃないでしょうか。
そして、いつかほんとうの自分と出会ったとき、
あの時、あなたに差し伸べてくれた人たちの手は、あなたが会社に行くことを優先していることより、あなた自身を優先しなさい と言って差し伸べた手であったことを、観じとれたらいいですね♪
そしてそれは、いつでもあなたにとって必要なことは、寸分の狂いもなくいつもイマ、あなたにそうやってメッセージ(あなた自身を優先しなさい)が届られていたんだと気づけたらいいですね。
読んで頂き ありがとうございます。
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