Sachiです。
何かが起きると私たちのエゴは、過去の経験から分析を始め直ちに判決を下し、それは良いことだ。それは悪いことだ。それは正しい。それは間違っている。と答えを導き出してきます。
でもそれが思考の役割であり、そのように動く装置なので、ある意味正常な状態だとも言えます。
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中立・中庸
でも物事、出来事と言うのは、それ自体はどちらにも偏ってはいない中立のものなんですよね。
「 すべてを含んでいる 」と言う意味の中立であって、どちらにも偏ってはいない、ただそうなだけ、なんです。
けれどそれをエゴは 良いか・悪いか 正しい・間違っていると判断してしまうので、どちらかに偏らせてしまっているだけなんです。 けれどその判断も立場が変われば、同じ状況でも変わってしまう、自己中心的な答えなわけです。
そして結果が『良いこと』であったなら気分も良いので何も問題はないでしょう。でも逆に、『悪いこと』となった時はどうなるんでしょう?
悪い出来事、悪い状況になったら、今日は最悪だ~!!今日はついてない!、あ~最低~!!などと つい思ってしまいます。
でも果たして本当にそうなのでしょうか?
出来事はそれ自体は中立であるのに、片方だけの『悪いこと』が起こったと言い切れるのでしょうか?
何よりも『悪いこと』と言う答えを出したのは、あくまでもエゴなんです。
つまり私たちは、エゴが勝手にそう決めてしまっただけだと言うことに気づけていなんですね。
でも出来事の 「 結果 」 を決めることが出来るのは、「 本当の自分 」だけなんです。エゴではありません。
そして「本当の自分」は、片方だけを見たりはしなんです。
両方で成り立っていることを知っているわけです。
両方で成り立っていると知っているなら、わざわざ悪い方にフォーカスしなくてもいいわけですよね。それなら見たい方、見ていて楽しい方を選びませんか?
でもこう言うと、いや誰がどうみても絶対 悪い出来事ってあるでしょ!!いい面なんて絶対にない悪いこと!だから楽しい方なんてある訳ない!っと言いたいかもしれません。
はい、その気持ちは分かるんです。例外はあるでしょ!! って気持ち。
ですが・・・ここがポイントなんですよね。
そこがエゴの立ち位置なんです!! その立ち位置にいては、決して両方が見えないんです。
たしかに、悪い出来事が今 起こっていた場合、実際そうなんだから、そう言って何がおかしい!と思うでしょうが、それを早々にそうだと決めてしまわない、終わらせないことなんです。
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エゴに乗っからない
エゴに乗っかって決めてしまえば、それがあなたの中の真実になってしまいます。
現実がそのように見えたからと言って、見えたまま、そう決めてしまえば、 あなたの「 決めたことが真実 」になってしまいます。
でも!!決めずに、そこから降りて、両方を見てみれば・・・・それはまだ続いているストーリーになって流れていきます。
そしてそのストーリーはまだ途中なんです。
なぜなら物事はそれ自体がすべてを含んだもので出来ていて、どちらかに偏っているわけではないからです。
なので両方ある以上、自分にとって 良い出来事だけを抽出することもできるわけです。
エゴの声に乗っからずに、何が何でも良い側面にしっかりフォーカスすれば、ストーリーが続いていきます。
良い・悪い・正しい・間違い・・・そんなエゴの判決に振り回されずに、本当のあなたが、あなたの真実を決めてくださいね♪
読んで頂き ありがとうございます。
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